オリジナルのオーディオラックを作る

こんにちは、以前からオーディオ類の収納に頭を悩ませていたあかさです。今回は初心者DIY第3弾ということで、オーディオラックを自作したいと思います。とは言うものの初心者のあかさが出来ることなど限られていますので、なるべく簡単なものをテーマに制作したいと思います。

うちはDENONのPMA-2000IV、DCD-1550AR、AVC-4310を使っているのですが、いずれもかなり古い機種なので大きくて重いのです。ちなみに3つ合わせると50kg程度になります。スペースの問題でテレビの前(下?)にオーディオを配置したくて、いろいろと市販のラックも探したのですが、どうしても良さそうなものがありませんでした。

オーディオラックの仕上がりイメージを決定する

とりあえず、仕上がりのイメージ図を描いてみます。

オーディオラック完成予定イメージはい、分かりづらいですね。自作する部分を赤に着色してみます。オーディオラック部分を分かりやすく着色した画像これでどうでしょう。この変則的な形の部分を自作します。あっ、ちなみに中に入っているのはHDDレコーダーです。

正面から見ると、中央部分の強度が心配なように見えますが、実際は茶色に見える部分が赤く着色したラックの脚の部分と同じ高さの板になっていて下に入り込んでいるので十分な重量を支えることができます。

オーディオラックの材料を選定する

さて、次に材料です。何度も言いますがDIY初心者ですので知識も経験も圧倒的に不足しています。なので、今回もラジアータパインの集成材を使いたいと思います。ダイニングテーブルを自作したときは厚さ25mmの集成材を使ったのですが、今回は下にほとんど空間ができない構造なので、18mmのものにしました。毎度お世話になっているロイヤルプロで集成材を購入し、ついでにカットもお願いします。カットしてもらう際は、事前に板のサイズを調べておき下の様なざっくりした図面を用意していったので説明の手間もずいぶんと省くことができました。板をカットしてもらう際の図面脚の部分は別で売っていた既製品の1.8mm×3.6mm×450の棒状の木材を2本買いました。材料が揃ったので若干の加工を施します。といっても、もうすべての材料が寸法通りにカットされているので、残る作業は塗装くらいのものです。前回は「ニッペ VINTAGE WAX (160g )」を使ったのですが、いろいろとめんどくさかったので今回はド定番の「WATCO カラーオイル(200ml )エボニー」を使ってみました。結果、大正解でした!刷毛ですいすい塗れるし、乾いてしまえば色移りもありません。「一度塗って乾燥させ、二度目は乾燥する前にサンドペーパーでヤスリがけするとキレイに仕上がる」とのことだったので実際にやってみましたが、本当にキレイに仕上がりました。塗料で濡れた木くずが木目の凹凸にしっかりと入り込むのがその要因のようです。やはり、手をかければしっかりと結果がでるものですね。

オーディオラックを組み立てる

塗装まで完了したら、あとは設計図通りに組み立てるだけです。まぁ、設計図といってもそんなに精密なものではなくて、自分が迷わない程度であればOKかなと思います。あかさが用意した設計図はこちら。破線の部分は隠れていて見えない部分です。台座の後ろの部分が飛び出しているのは、オーディオ機器の配線のスペースを考慮してあるためです。組み上がりの設計図板同士をどうやって固定するのがベストなのか分からなかったので、L型アングルをネジで固定しまくって留めました(笑)AVC-4310(黒いデカいやつ)が載る部分が一番心配だったのですが、イメージ図ではただの黒い箱ですが実際のAVC-4310には脚がついていて、重量をその4点で支えているので縦の垂直の板付近により多く力がかかるはずなのでなんとか大丈夫な気がします。台座の脚部分は木工用ボンドで接着したのみです!縦の力が上から掛かるだけなので問題ありません。

自作のオーディオラックついに完成

こちらが完成して各機器も配置済みの画像です。オーディオラック完成画像

センタースピーカーを変更する予定だったのをやめた影響もあって、テレビの位置が若干上がってしまいましたが、かなりイメージ通りに仕上がったかと思います。L型アングルがむき出しなのが素人丸出しなわけですが(苦笑)今になって思うと”ラック”というより”ただの台”やん!とも思ったりしますが、まぁいいでしょう。「全体の上側のツラを揃えたい」という密やかな目的もあらかた達成できました。木材を切ってくっつけるだけなのでド素人のあかさでも問題なく完成させることができました。今度はもう少し手の混んだものを作ってみたいと思います!

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